コロナ禍で企業はデジタルマーケティング強化の傾向 2021年6月?11月の売上は前年度比210% 分析ツール「SINIS」は345%

Date : 2022/02/14

企業向けSNSマーケティング支援を中心としたビジネス展開をする「テテマーチ株式会社」(本社:目黒区、代表取締役:上田 大介)は、2021年度上期売上(6月?11月)が前年度比210%を記録したことをお知らせします。
中でもInstagram分析ツール「SINIS(サイニス)」は、前年度比345%の売上を記録しました。
これはコロナ禍により、企業が本格的にデジタルマーケティングの強化をしている影響によるものと推察されます。

■2021年度上期売上(6月?11月)の売上は、全事業で前年比を上回る。

新型コロナウイルスの発生から約1年が経ち、多くの企業でマーケティング施策をデジタルへシフトする傾向が強くなりました。その結果、SNSを中心としたマーケティング支援事業を行う当社の2021年度上期(6月?11月)の売上は前年度比210%を記録しました。
主力事業である「SNSマーケティング事業」は、前年度比201%を記録し、創業以来、年間売上は右肩上がりとなっています。
その他、Instagram分析ツール「SINIS」は前年度比345%、コミュニケーションキャンペーンツール「boite(ボワット)」は前年度比109%の売上となりました。

〇1期?7期上期売上推移

■分析ツール「SINIS」は2021年度上期(6月?11月)の半年間で前年度1年の売上を上回る成長

Instagram分析ツール「SINIS」は前年度比345%の売上を記録しました。
2021年6月?11月の6カ月の売上は、2020年6月?2021年5月の1年間の売上の113%となり、半年間で1年分を超える売上を記録しました。
特に無料プランから有料プランへの移行率は2020年6月?2021年5月と比べて2倍となりました。
その要因として、
 ・企業内でのアカウント運用が活性化し、PDCAを回す過程で分析が必要となった。
 ・コロナ禍により企業がデジタルマーケティングの強化を開始し、
  特に九州や四国を中心とした地方企業が本格的に取り組み出したことにより地方企業からの
  問い合わせが急増した。
 ・Instagramでのライブ配信(インスタライブ)や地図検索などのプラットフォームの機能向上により
  ビジネスシーンでの利用がしやすくなった。

という市場要因と、「SINIS」のサービス向上として2021年6月から開始しました
 ・サポート人員を前期の2倍に増員した。
 ・有料プランを対象に即対応が可能なチャットボットとオンラインチャット(有人)を開始。
 ・希望者にはオンボーディング面談を実施。
  オンボーディング実施アカウントは有料版機能の使用率が38%改善するなど、
  サービスを理解しご利用頂くことで、満足度が高く感じて頂けるアカウントが増加した。

という施策実施による効果が想定されます。
これら市場要因と「SINIS」のサービス向上が相まって、前年度比345%の売上成長につながったことが考えられます。

■企業のSNSマーケティング予算が年間120,1万円以上は21.9%、年間2,001万円以上は14.7%

昨年11月に当社が企業の営業企画・マーケティング・商品企画・宣伝従事者530名を対象に行った調査によるとSNSマーケティング予算について【年間1,201万?2,000万円以下】との回答は7.2%、【年間2,001万以上?】は14.7%で足す計21.9%でした。これは5社に1社がSNSマーケティングに月100万円以上の予算を使用していることになります。さらに【年間601万以上?1,200以下】を含めると35.5%となり、3社に1社がSNSマーケティングに月50万円以上の予算を使用していることになります。

■総括

新型コロナウイルス発生から約1年が経過した昨年春以降、多くの企業がデジタルマーケティングを強化した可能性が高いと思われます。その中でもTwitterやInstagramなどのSNSマーケティングに注力している傾向が強く、その影響もあり企業のSNSマーケティング支援事業を行っている当社への受注が急増したことが想定されます。

またそれに伴い、企業がSNS運用に本格的に取り組みだし、分析にも力を入れたことでInstagramの分析ツールである「SINIS」の採用が増え、前年比345%という大幅な売上増となったことが想定されます。
この企業のデジタルマーケティング強化の流れは、今後も続くことが想定されます。

引き続き当社では、「SNS支援事業」を軸にデータ分析や調査、さらにZ世代プロモーションなどを駆使し、事業拡大を計って参ります。

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